忙しい人
20年以上妊活治療をしていて、忙しい人ほど授かりやすいことに気づきました。
ちなみに忙しい人は自分で「忙しい」とは言いません。
忙しい人は忙しいのが普通なので基準が違うのです。
そして【時間が有限である】ということを強く認識しているから「忙しい」と言っていられないのだと思います。
つまり、妊活に使える時間を明確に把握して費やしているのです。
1日1週間1ヶ月に使える時間が限られているので、1分1秒を無駄に出来ないのです。
特に高齢妊活をしている人ほど時間を有効に活用している傾向があります。
時間に余裕がある人
逆に時間に余裕がある人ほど、チョッとした用事があると忙しいと言います。
「忙しい」と言う人は、やらなくていいことを自分でやって忙しいフリをしています。
そして頑張った自分を甘やかす言い訳を作り出します。
よくある行動パターン
- お腹が空きやすい
- 間食する
- 料理作るのが面倒
- 購入した惣菜をそのまま食卓
- 食器洗わなくて楽
- 食材購入ワンパターン
- 食器も無地の丸皿
- 風呂に入らない
- 浴槽を洗わなくて楽
- Netflix観て夜更かし
- 起床が遅い
- 連絡が来ても返信が遅い
- SNS三昧
違いは何?
上記の「よくあるパターン」は誇張し過ぎではないか?と疑う人もいるかも知れませんが、これまで20年以上、妊活が上手くいかない人の生活をリサーチした結果なのです。
妊活とは、妊娠するための活動です。
妊活している人に「普通の人と何が違うの?」と質問すると大半の人が明確に答えられません。
よくあるのが不妊専門のクリニックに通っている、サプリメントを飲んでいる、ヨガをしている、この3つくらいではないでしょうか?
時間がないから出来ないという言い訳より、忙しい人は時間がないならどうするか?知恵と工夫が仕事や生活だけでなく、妊活にも活かされているのではないかと思います。
対策
妊活している人の多くが共働きです。週休2日制なので月に8日間以上は休日です。
以前、月に10日休日という人に休日の過ごし方を聞くと「覚えていない」そうです。
休日前夜は夜更かしして、仕事で疲れているから昼過ぎまで寝て、昼過ぎにファミレスでオムライスかパスタを食べて、買う物無いけどショッピングモールをダラダラ歩いて、近所のスーパーで食材を購入して帰宅するのがパターンだそうで「特に何かをしたわけでも、どこかへ出かけたわけでもない」と言っていました。
せっかくの休日も
- 楽をしたいのか?
- 楽しみたいのか?
今日と同じ明日が来るのが退屈らしいが、今しか出来ないことに注力している忙しい人は明日の有り難さを知っています。
そこで大事なのがスケジュールを立てることです。
計画と行動
まず1週間を振り返ってみて下さい。予定しか書き込んでいない人が大半です。実際に行動したことを上書きしてみて下さい。
時間があるにも関わらず何もしていないのではないでしょうか?
出来ていないことが良い悪いとジャッジするのではなく、現状を把握することが大事です。
気分や感情ではなく、論理的な思考が未来を変えていくのです。
前週をもとに翌週のスケジュールを立て行動する。
そして1週間を振り返ると出来たこと出来なかったことを把握して、翌週のスケジュールを立てれば良いだけです。
すると自分が生きてきた軌跡が記録されていくわけです。
出来たことは継続して、出来なかったことは対策を練って改善していけば良いのです。