妊活が上手くいかない時や将来のことを心配して悩みが尽きない人は多いです。

悩んでいる時は狭い価値観の中で選択肢を選んでしまうので、これまでと同じになる可能性が高くなります。

具体的に何が妊活を阻害する要因なのかさえも把握できていないことから迷路に迷い込んでしまっていると、いつまでも抜け出すことができず毎日が憂鬱な気分で過ごし妊活に対しても前向きに取り組めなくなります。

ボトルネック

ボトルネックとは、瓶の首が細くなっている部分を指す「bottleneck」に由来しています。

妊活であれば、射精・排卵→受精→着床→妊娠→出産といった一連の流れの中で停滞している部分や上手くいっていないことを指します。

たとえば射精・排卵の時点が課題であるならば、精子と卵子の質と量がボトルネックになっているかも知れません。

精子と卵子の質は生活習慣の影響が大きいので、食事・運動・睡眠といった基本的なことを継続的に整えることが出来なければ質が低下していくのは避けられません。

生活習慣がボトルネックであれば環境を整えることが必要になります。

このようにどの部分がボトルネックであるか?を把握していなければ対策をすることは出来ません。

誰も教えてくれない

不妊症の方の相談で増えてきたのが夫の食生活です。

食事よりもお菓子ジュースを欲しがる人がここ数年増えています。

でも、よくよく聞いてみると一緒にスーパーに買い物に行って購入しているそうです。

つまり妻の了承の上で購入して食べている訳です。

子供の頃なら親が「お菓子ばっかり食べないでちゃんと食事しなさい!」と叱ってくれたかも知れませんが、社会人になって自分で稼いだお金で自由にモノを買うことが出来たら誰も注意してくれません。

妻も注意しないので生活習慣を夫の責任にするのではなくお互い様なのです。

協力する

妊活は1人ですることではありません。

お互いが協力し合えば望みが叶う可能性は高くなります。

将来、どのような家庭を築いていきたいのか?どんな生活スタイルを望んでいるのか?を現在の生活とのギャップを埋めていくことで理想に近づくことが出来ます。

明確にする

現在地から目的地へ向かうのに今どこにいるのか分かっていなければ、どうやって向かうのかわかりません。

お互いの生活スタイルを見直して妊活を阻害する要因を思いつくだけピックアップしてみて下さい。

そして4つに分類してみる。

  1. 今やる
  2. 今誰かに頼む
  3. 今実行する日を決める
  4. 今やらないと決める

他人同士が一緒に生活するので価値観が違うのが当然です。

食事よりもお菓子を優先している食生活は、明らかに一般常識から外れた悪習なので早めに排除しないと、いつまでもダラダラ続くだけでなく健康そのものを損なう危険があります。

現状を打破して変化することに対して抵抗心が生じるのは誰でも同じです。

変化することで悩んでいる状態から抜け出し、解決口へ向かう行動が伴います。

お腹の中の赤ちゃん

すでにお腹の中に赤ちゃんがいる前提で生活を意識して下さい。

タバコ・アルコールだけでなく、グルテン・トランス脂肪酸を体内に入れようとは思わないし、購入することもなくなります。

そして自分が喜んでいるのと悲しんでいるのでは、どちらがお腹に影響が良いのか?

これからは与える側の人間になる訳ですから、妊活に悩みに悩み抜いたら元気を与えるような子宝を引き寄せる生活をしていきましょう!