期待と落胆を短期間で味わう連続 IVF 失敗は、心身ともに大きなダメージを与えます。
そんな時にこそ注目してほしいのが、東洋医学的アプローチの鍼灸治療です。
目次
IVF が連続で失敗する主な要因
1. 着床環境の不調
子宮内膜の血流不足や炎症があると、受精卵が着床しづらくなります。
2. ホルモンバランスの乱れ
採卵刺激でホルモンが急変動するため、黄体ホルモン不足などが起こりやすいです。
3. 自律神経のアンバランス
期待と不安のストレスで交感神経が優位になり、子宮・卵巣の血流が低下するケースがあります。
鍼灸が IVF をサポートできる 3 つの理由
① 子宮・卵巣血流の改善
鍼刺激により骨盤内臓器への血流が増加し、子宮内膜の厚みや質の向上が期待できます。
② ホルモン分泌の調整
ツボ刺激が視床下部‐下垂体‐卵巣(HPO)系に作用し、黄体機能不全の改善をサポートします。
③ ストレス緩和と自律神経調整
鍼灸は副交感神経を優位にし、不安・緊張・睡眠障害を緩和。心身を着床しやすい状態へ導きます。
最新研究と臨床データ
- 2023 年の Journal of Integrative Medicine では、移植当日の鍼灸で 着床率が 25% → 38% に向上したと報告。
- 日本生殖医学会 2024 年大会では、週 1 回・3 か月の鍼灸で臨床妊娠率が 1.6 倍になった症例報告が発表。
当院のサポート事例
Case 1|40 歳・2 回連続陰性 → 3 回目で陽性
・血流改善を目的に子宮・腎系統のツボへ週 2 回施術
・3 周期目の移植で心拍確認に至る
Case 2|38 歳・胚盤胞グレード良好なのに着床せず
・自律神経の乱れが顕著。
・神門・内関などで精神的ストレスを軽減し、4 回目で陽性。
治療の流れと料金
- 初回カウンセリング(120 分) … ¥2,000
体質・周期・IVF スケジュールを確認します。 - 治療プラン作成 … 週 1〜2 回ペースを提案
- 鍼灸施術(40 分)
採卵前・移植前後に集中的ケア - よもぎ蒸し(30 分)…体を温めてめぐりを改善
- 生活指導 … 食事・運動・睡眠の整え方を個別アドバイス
まとめ & よくある質問
まとめ
連続で IVF がうまくいかないとき、体内環境を整えることが次の一手につながります。
鍼灸は血流・ホルモン・メンタルを同時にサポートできる心強い選択肢。
「もう後がない…」と感じた時こそ、東洋医学的アプローチを取り入れてみませんか?
よくある質問
Q. 採卵刺激中でも鍼灸を受けられますか?
A. はい、問題ありません。刺激量を調整し、安全に施術いたします。
Q. 何回通えば効果が出ますか?
A. 個人差がありますが、最初の 3 か月は週 1~2 回を推奨しています。