不妊症は卵子の老化や受精卵が着床しないことなど様々な要因があります。

健康の基本である食事運動睡眠をしっかり整えることが大事です。

まずは不妊症でお悩みなら食生活のバランスを整えましょう。

3大栄養素であるタンパク質・脂質・炭水化物のPFCバランスが偏っていたり、ビタミン・ミネラル不足で子宝に恵まれない人が多いです。

不足することで不妊になるだけでなく、出産後も子供の健康に影響が出ます。

妊活中から食生活のバランスを実践していきましょう。

ビタミンDで妊娠率アップ

ビタミンDが充足していると子宮内膜の環境を整え着床させやすくします。

また、妊娠率・出生率の向上に関連することが研究で確認されています。

更に流産率(化学流産・自然流産)減少傾向にも関係する優れている栄養素です。

1日の摂取基準量

日本人の食事摂取基準(2020年版)では1日の摂取の目安量が、18歳以上の男女ともに8.5㎍(マイクログラム)です。

妊娠率を高める魚3選

【サケ】

ビタミンDの含有量32.0㎍/100g

サケはタンパク質も摂取出来るのでお勧めです。

ビタミンDだけでなく「アスタキサンチン」という成分も豊富に含まれているので、強い抗酸化力で血中脂質の活性酸素を抑えて免疫力を高めてくれます。

また、美肌・動脈硬化予防に効果があると言われています。

【サバ】

ビタミンDの含有量11.0㎍/100g

サバはDHAEPAといったオメガ3系脂肪酸を多く含んでいるため、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし動脈硬化予防にもなります。

【イワシ】

ビタミンDの含有量32.0㎍/100g

カルシウムも豊富でサバと同じようにDHAやEPAなどの必須脂肪酸も多く含むだけでなく、アミノ酸である「タウリン」が含まれます。

タウリンにもコレステロール値を下げる効果、動脈硬化や高血圧を予防する効果があり肝臓の解毒作用を強化してくれます。

ビタミンDが不足するとどうなるか?

妊婦や授乳婦では骨軟化症になります。

子供の場合は骨の成長障害が起こり、姿勢が悪くなったりします。

そのため妊娠だけでなく出産後も子供への影響もあるため日頃からビタミンDの摂取は欠かせません。