「もう30週を超えたから自然に戻るのは難しいかも…」
そんな不安を抱える妊婦さんへ。
鍼灸・お灸ケアには38週頃まで胎児回転をサポートする症例報告も多数あり、
帝王切開のリスクを減らせる可能性がまだ残されています。
目次
30週以降も逆子が続くとどうなる?
- 帝王切開率95%以上(妊娠36~37週時点での統計)
- 外回転術(医療行為)は34~37週でのみ適応、成功率は50~60%
- 帝王切開後は母体の回復期間が長く、二人目以降の出産も制限が増える
だからこそ30週を過ぎてもあきらめず、鍼灸という選択肢を検討してください。
鍼灸が38週まで効果を見込める3つのポイント
- 子宮環境の柔軟性維持
ツボ刺激で子宮周囲の筋緊張を和らげ、
胎児が最後まで回転できる可動域を確保。 - 胎児の自発的運動を促進
骨盤内血流が改善し酸素供給が増えることで、
胎児の活発な動きをサポート。 - ホルモンバランスの整調
鍼灸のリラックス作用でストレスホルモンを抑え、
オキシトシン分泌を促して回転のきっかけ作り。
30~38週の施術スケジュール例
妊娠週数 | 来院頻度 | 自宅セルフお灸 |
---|---|---|
30~32週 | 週2回 | 毎日1回 |
33~35週 | 週1~2回 | 毎日1回 |
36~38週 | 週1回 | 毎日1回 |
※医師の管理下で妊娠経過が安定している場合に限ります。
症例:37週1日で頭位に戻ったAさん(第1子)
35週3日から週2回の鍼灸+自宅お灸を開始。
至陰(BL67)・三陰交(SP6)を中心に施術。
37週1日の健診で頭位を確認し、予定日より5日早く自然分娩となりました。
よくある質問(FAQ)
- Q. 36週を過ぎていますが遅すぎませんか?
- A. 遅い週数ほど成功率は下がりますが、38週0日で回転した症例もあります。まずはご相談ください。
- Q. 逆子体操と併用できますか?
- A. はい。鍼灸で骨盤を緩めた後に体操を行うと、より効果的とされています。
- Q. 高齢初産でも安全ですか?
- A. 体調・合併症の有無を確認したうえで、安全な姿勢と刺激量で施術いたします。
まとめ ― 30週を過ぎても希望はあります
逆子と診断されても、38週まで鍼灸でチャレンジする価値は十分。
帝王切開を避けたい方は今すぐご相談ください。