そもそも不眠症とは?

「寝つきが悪い」「夜中に何度も目覚める」「起きても疲れが取れない」――
こうした状態が3週間以上続く場合、医学的には不眠症と診断されることがあります。
不眠は集中力や免疫力を低下させ、自律神経ホルモンバランスにも大きな影響を及ぼします。

なぜ眠れない?現代人の不眠5大要因

  • スマホ・PCのブルーライト …… メラトニン分泌を阻害
  • ストレス過多 …… 交感神経が優位のまま就寝
  • カフェイン・アルコール習慣
  • 運動不足・血行不良
  • ホルモン変動 …… 更年期・月経前後・妊娠期など

東洋医学では“不眠=気血の乱れ”

鍼灸の世界では、不眠は「心血不足」「肝鬱化火」「腎陰虚」など複数のタイプに分類。
タイプ別にツボを選ぶことで、自律神経だけでなく臓腑バランスも整えます。

鍼灸が不眠症に効く5つのメカニズム

  1. 副交感神経の賦活 …… 刺激後20~30分でリラックスモードへ
  2. メラトニン分泌促進 …… 松果体のホルモンバランス調整
  3. 首肩こり・頭部の血流改善
  4. 脳疲労の軽減 …… 大脳皮質の過活動を沈静化
  5. 不安感の緩和 …… GABA分泌をサポート

鍼灸+セルフケアで快眠体質へ

  • 寝る前30分は“デジタル断食”
  • 足湯+くるぶし上三陰交温灸
  • 耳ツボマッサージ(神門・失眠)

症例:30代女性/入眠困難・中途覚醒

週1回の鍼灸+温灸セルフケアを4週間継続。
1週目:寝つき20→10分に短縮/3週目:夜中の覚醒0~1回/4週目:日中の眠気ほぼ消失。

Q&A ― 不眠症×鍼灸 こんな疑問は?

  • Q. 何回くらいで効果を感じますか?
    A. 平均3~5回で寝つきの変化を感じる方が多いです。
  • Q. お薬を飲んでいても受けられますか?
    A. 併用可能ですが、医師の指示を優先してください。
  • Q. 妊娠中でも受けられますか?
    A. 妊娠週数に合わせた安全なツボで施術いたします。

まとめ:今夜から“眠れる私”へ一歩

不眠症は生活の質を大きく下げるだけでなく、ホルモンバランスや免疫にも影響します。
鍼灸は薬に頼りすぎない選択肢として、体の深部から自然な睡眠を取り戻すサポートが可能です。
つらい夜が続く前に、ぜひ一度ご相談ください。

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町田市|不眠症ケア・妊活専門 さがみ鍼灸整骨院