今年はコロナウイルスの影響で予防対策としてマスクをしている人が多いのですが、花粉症でお悩みの人はマスクが手に入りにくくて困ってしまいますね。当院が運営している漢方薬店にも花粉症で様々な症状に対応した漢方薬の相談があります。症状によって使い分けることで効果を発揮するのでお悩みの方は気軽に相談して下さい。公式LINE@から受付しています。

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花粉症と口腔アレルギー症候群

さて花粉症と言っても何の花粉症かによって食べ合わせの悪い食材があります。食べ物によって口腔アレルギー症候群を引き起こすことがあるので注意が必要です。口腔アレルギー症候群は口やのどで症状が現れ、一般的な食物アレルギーでは全身に症状が現れることが違いです。

スギ・ヒノキ

時期:2~5月

食材:トマト

イネ

時期:5~10月

食材:メロン、スイカ、トマト、ジャガイモ、タマネギ、オレンジ、セロリ、キウイ、米、小麦

ブタクサ

時期:8~10月

食材:スイカ、メロン、ズッキーニ、キュウリ、バナナ

ヨモギ

時期:8~10月

食材:レタス、ニンジン、セロリ、ピーナッツ、クリ、ピスタチオ、ヘーゼルナッツ(ハシバミ)、ヒマワリの種、ジャガイモ、トマト、キウイ、香辛料(マスタード・コリアンダー・クミン)

生のまま食べるのは気をつけよう

口腔アレルギー症候群の原因となる食材は果物や野菜です。これらの食材は消化酵素に弱く、胃や腸で簡単に分解されてしまうため、口や喉の直接接触した部位だけで反応が起こります。新鮮で生のもので症状が出やすく、加熱した果物や野菜では症状が出ないこともあります。

気をつけるのは時期です

花粉症=食材と決めつけてしまうと「もう一生食べない!」と勘違いしてしまう人もいますが、アレルゲンである花粉が飛ぶ季節だけ気をつければ大丈夫です。これまで無意識に食材を摂取していた人は理由はわからないけど口や喉の症状が花粉症だから仕方がないと諦めていたのではないでしょうか?少しでも不快な症状を和らげるために工夫してみて下さい。