AMH(アンチミューラリアンホルモン)とは?

AMHは卵巣に残っている卵胞の数を反映するホルモンで、いわば「卵巣年齢」を示す指標です。
数値が高いほど卵胞のストックが多く、低いほど少ないことを意味します。

AMHが低いと妊娠できないの?

いいえ、「AMH=妊娠率」ではありません。
低AMHは卵巣予備能(卵子の在庫)が少ないサインですが、今存在する卵子の質ホルモンバランス
子宮環境が整っていれば妊娠は十分に可能です。

ただし残り時間が限られるため、タイムマネジメント(治療選択・ライフスタイル改善)が重要になります。

AMHが低くなる主な要因

  • 年齢(30代後半〜は急激に低下)
  • 喫煙・過度な飲酒
  • 極端なダイエット/低BMI
  • 慢性的なストレス・睡眠不足
  • 卵巣手術歴・子宮内膜症 など
  • 偏った食生活(お菓子・菓子パン・ジャンクフード)

卵子の“質”を守る5つのセルフケア

  1. 温活:腹巻き・湯船・足湯で深部体温を上げる
  2. 抗酸化食材:緑黄色野菜、ナッツ、緑茶で細胞ストレスを軽減
  3. 睡眠7時間:メラトニン分泌を促し卵巣を休ませる
  4. 運動:週150分の軽い有酸素+骨盤周りストレッチ
  5. 鍼灸ケア:卵巣血流と自律神経バランスを整える

医療的アプローチの選択肢

タイミング療法 → 人工授精 → 体外受精とステップアップが一般的ですが、
低AMHの場合は早めに体外授精を検討することもあります。
医師と相談し、年齢・AMH値・夫婦の希望に合わせた最適ルートを選びましょう。

低AMHと診断された時のメンタルケア

数値に囚われすぎると焦りや落ち込みが強まります。
「今できることを行動に移す」ことが、ストレス軽減とホルモン安定につながります。

妊活専門カウンセリングや同じ境遇の人との情報交換も有効です。

まとめ:低AMHでも未来は変えられる

AMHは“在庫の目安”であり、“質”と“体内環境”は自分で守れます。
生活習慣+鍼灸で体質を整えつつ、必要なら医療の力を賢く活用しましょう。

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