梅雨から夏にかけて夜寝ている時に「足がつる」人が増えています。足がつることを「こむら返り」とも言います。主にふくらはぎの筋肉が急激に収縮し短時間続く症状です。気温が高くなってきたからとか、湿度が高いからとか、水分が足りていなかった等いろいろ思い返す人が多いです。
こむら返りの原因
4つの原因が考えられます。
- 疲労
- 冷え
- 水分
- マグネシウム
疲労
誰でもスポーツの試合中に足がつっている選手を見たことがあるのではないでしょうか?筋肉を酷使して疲労が溜まり過ぎることで足がつることがあります。
冷え
体温を逃さないように筋肉が収縮することで足がつることがあります。こむら返りは疲労と冷えが重なることが主な原因です。
水分
水分不足により血液が濃縮され、いわゆるドロドロの状態で老廃物質が除去されずに疲労が蓄積することで起こります。
マグネシウム
筋肉を動かすにはカルシウムとマグネシウムが必要です。収縮にカルシウム、伸縮にマグネシウム。マグネシウムが不足することで筋肉が伸びなくなることで起こります。
こむら返り対策
温める
こむら返りになったら落ち着いて、つま先をゆっくり反り返るようにしてふくらはぎの筋肉を伸ばしましょう。温めてあげると筋肉の緊張も和らぎます。そして水分とマグネシウムを摂取することです。そして効果的なので漢方薬(芍薬甘草湯)です。
マグネシウムが含まれる食材
あおさ: 3,200
乾燥わかめ: 1,100
刻み昆布 :720
きな粉: 260
切干しだいこん: 160
油揚げ: 150
しらす干し: 130
100g当たりの成分量(mg)
まとめ
こむら返りを放置していると週に何回も起こることがあり、その度に激痛が走ります。特に就寝中に起こるこむら返りは不意に痛みに襲われるので睡眠不足にもなります。ふくらはぎの筋肉は第2の心臓とも言われるくらい血液循環にも関係しているので疲労が溜まったら定期的にケアすることをお勧めします。