妊婦の悩みの1つに夜中に足がつることがあります。
ここ最近は逆子の妊婦が多く、そのうち5人に1人くらいの割合で足がつると言われました。
足がつる原因
足がつる原因は、疲労・冷え・水分不足・イオンバランス・アキレス腱の軸の5つです。
1つずつご紹介します。
疲労
筋肉の疲労が積み重なり、軽い収縮状態から何らかの刺激によって急激な収縮を起こしてしまいます。
冷え
足元が冷えることで血流が鬱滞して疲労が回復せず筋肉が硬くなってしまいます。
水分不足
体内の水分が減少することで、身体の機能は低下します。
イオンバランス
カリウムイオンが不足することで収縮はするが、伸縮しにくくなります。カリウムを多く含まれるのは野菜や果物です。マラソンの補給食でも用意されているバナナもお勧めです。
アキレス腱の軸
アキレス腱が硬くなることで軸が歪むことがあります。
改善方法|アキレス腱の軸を整え・漢方薬を飲む
先日、逆子鍼灸を受けに来た妊婦2名が夜中に足がつるとのことで、アキレス腱の軸を整える施術をしました。
やり方は、術者が踵の骨を保持しながら、受者は膝を曲げてもらいます。
その場で、ふくらはぎの筋肉が柔らかくなることを実感することが出来ます。
今週、逆子の2名に話を聞くと1名は逆子が治り、もう1名は足がつらなくなったとのことです。
※逆子治療に関しての詳細はこちら。
芍薬甘草湯がおすすめ
自宅で養生する方法として漢方薬もお勧めです。
芍薬甘草湯はマラソンランナーも愛用するほど足つりに効果があります。