妊活で栄養素を摂取するよりも便秘を解消しないくてはいけないケースがあります。

2日に1回くらいの排便であれば問題ありませんが、3日以上も排便の間隔が空く人もいれば1週間から10日以上も便秘の人もいます。

栄養を摂る前にお腹の中を綺麗にして、消化吸収が出来るように腸活を取り入れることをお勧めします。

ヨーグルトの種類

腸活のためにヨーグルトを食べている人でも意外と知られていないのがヨーグルトの種類です。

実はヨーグルトはどれも同じではありません。

乳酸菌とビフィズス菌

乳酸菌もビフィズス菌も体に良い影響を及ぼす善玉菌です。

実は、「大腸」に生息する善玉菌の99.9%がビフィズス菌だということがわかっています。

乳酸菌は大腸ではなく、「小腸」を活躍の場としていて、“乳酸”を作り出すことで、腸内環境をよくしたりお通じをよくする効果をもたらす善玉菌です。

ビフィズス菌は乳酸に加えて“酢酸”も作り出します。酢酸によって、大腸において強い殺菌効果を発揮、悪玉菌をやっつける働きがあるために、排便回数も優位になるとのデータがあります※出典:Yaeshima et al, Biosci Microflora, 1997

便秘を解消するなら

排便を改善する目的にヨーグルトを食べるなら「ビフィズス菌」が重要だと言えます。

ただし、ビフィズス菌を大腸内に定着させるためには、“食後”に食べることが大切です。

また、無糖のヨーグルトにオリゴ糖を入れたり、フルーツなど食物繊維も一緒に摂取することも腸活をさらに高めることが期待できます。

目的別で選ぶ

味が好きだからとか、便秘を解消したいから等、目的に合わせてヨーグルトを選ぶと良いと考えます。

もし便秘を解消しようとして何となくパッケージやイメージでヨーグルトを選んでいたとしたら、これからはヨーグルトの種類で選ぶようにしてみて下さい。

摂取量

乳製品にはカゼインが含まれています。

カゼインを摂取し過ぎると腸内に未消化物が多くなり、腸の炎症を招くことがあります。

その結果、便秘や下痢などの症状を引き起こします。

摂りすぎることで逆に腸内環境が悪くなることがあります。

また乳糖不耐症の人は乳製品を控えた方が良いです。