高い気温の日が続いても、日によって過ごしやすさに違いがあります。
実は感覚的ではなく、数値化して熱中症を予防することが出来ます。
「暑さ指数」(WBGT)を知っていますか?
気温の効果1:湿度の効果7:輻射熱の効果2
で表すことが出来ます。
この暑さ指数で注目すべき数字は湿度の効果7です。
つまり同じ気温でも湿度によって暑さ指数が大きく変動するのです。
実際に2011年7月6日と2011年7月9日は気温32.5度でした。
しかし最小湿度が7月6日は41%で熱中症搬送者数が50人に対して、
7月9日は56%で94人!湿度が15%上がるだけで熱中症搬送者数は2倍近くなるのです。
暑さ指数の基準は4段階あります。
危険:31度以上
厳重警戒:28から31度
警戒:25から28度
注意:25度未満
暑さ指数を計測する機器もありますが、
最近では現地気温をスマホのアプリで知ることが出来るので、
気温だけでなく湿度を知ることで熱中症予防の対策を事前にすることが出来ます。
湿度は1日の中でも変動するので、気にしてみて下さい。