時々、妊娠中の腰痛や逆子で来院される人の中に妊娠糖尿病の人がいます。
今回、第2子が逆子で来院された妊婦さんは妊娠糖尿病で坐骨神経痛でした。
どんな姿勢や動作でも痛みで辛いとのことです。
鍼灸をすると、とても反応が良い方で施術中はすぐに胎動が大きくなりました。
鍼灸は気・血・水の調和によって身体全体のめぐりを改善されます。
2回目に来院された時には坐骨神経痛が軽減したとのことで、鍼灸施術の後に操体法もしてみました。すると自然と楽な動きや姿勢になり、気づいたら寝ている時の姿勢と一緒になったとのこと。
無意識に神経痛を避ける姿勢で寝ていたのです。身体はどうすれば楽なのかを知っています。
ちなみに妊娠糖尿病になりやすい人は
- 肥満
- 35歳以上の出産
- 尿糖で頻繁に陽性が出ていた
- 尿検査で、頻繁に尿糖陽性(プラス)が出る
- 家族・親族に糖尿病の人がいる
母体への影響は
- 流産・早産
- 妊娠高血圧症候群
- 糖尿病の合併症(網膜症や腎症、神経障害など)
胎児への影響は
- 子宮内胎児死亡
- 胎児発育不全、または巨大児