厚木市在住、40代男性のSさん。会社役員。
4,5年前まではゴルフに夢中で、
毎週のようにコースに出ていました。
仕事が忙しくなり、
ゴルフはほとんでしていなかったですが、
つい先日、再開しました。
打ちっぱなしで練習をしていると、
段々と左の脇腹が痛くなってきました。
気にしないで練習を続けていると、
さらに痛みは強くなってきます。
週末にコースに出る予定があったのですが、
脇腹の痛みを抱えたまま、コースに出ました。
すると、
やはり脇腹の痛みは強く出てきてしまい、
最終ホールでは、
ほとんどスイング出来ない状態に。
帰宅しても、
腕を挙げたり、
体を捻ったりすると脇腹に激痛が走ります。
日常生活でも支障が出ていたので、
「どうにかしないと。」と思い、
当院に来院されました。
体の状態を診ると、
脇腹の痛みのため、
腕を挙げたり、体を捻ったりすることが
やはり出来ません。
脇腹を触れてみると、
少し熱をもっていて、
炎症を起こしている状態です。
この場合は、
無理に動かしたりはしないで、
とにかく安静にする必要があります。
治療としては、
痛みが出ている左脇腹周辺に鍼灸治療を行い、
痛みや炎症を抑えた後、
脇腹の筋肉がスムーズに伸縮するように、
痛みのない整体治療を行っていきました。
すると、
治療後には腕が挙げられるようになり、
体も捻じれるようになりました。
「これでまたゴルフできます!」
と喜んで頂きましたが、
痛めた脇腹が完全に治ったわけではないので、
先程も書いたように、
しばらくは安静にする必要があります。
治療を行うことによって、
痛みが引き、体が動かせるようになりますが、
同じ動きを繰り返したり、
負担をかけ続ければ、
痛みが再発してしまう恐れがあります。
ケガをしてしまったら、
しっかりと治るまで無理はせず、
なるべく安静にして、
治療を受けるようにしてください。