肩こり
梅雨時期に多い不調の原因とは
天気痛ってご存知ですか?低気圧が近づくと頭痛や関節痛が現れる、
特に梅雨の時期に雨の日が身体のだるさも加わりすることもあります。
じつは天気痛は10人に1人いると言われています。症状で多いのが頭痛です。
風邪でもなく検査をしても特に異常が見つからないのが特徴です。
ただ原因がはっきりしないことから不安な気持ちになり、
眠れなかったりして憂鬱な気分で毎日を過ごすことになります。
原因は気圧が耳の中の内耳から脳に伝達されて自律神経がストレス反応を起こし、
交感神経の働きが優位になり痛み物質が分泌されて痛みを感じるというメカニズムです。
対策として有効なのが内耳のむくみを取ることです。
東洋医学でも気血水のめぐりを改善することが大切です。その中の水は体液のことです。
つまり水が身体の一部で滞っている状態をめぐりを良くして古い水を排出させるのです。
特に首肩周りの筋肉の緊張を緩めて漢方薬「五苓散」の利尿作用を活用するのも有効です。
また、よもぎ蒸しで身体を温めて汗をかいて水を排出するのもおススメです。
必ず水分は適度に摂取することは忘れないで下さい。
人間も自然界の一部です。環境の変化に影響を受けます。感受性は個人差があるので我慢して無理をせず、東洋医学の叡智を活用してみましょう。
日時:2018年6月12日 PM 01:23
頭痛と気圧
季節の変わり目に体調を崩す人が多いです。気温の変動も影響がありますが気圧の変化も見逃せません。気温は肌で感じて汗をかいたり鳥肌が立ったりして実感があるかと思います。でも、気圧の変化を感じる人は繊細な感覚の持ち主かも知れません。通常なら感じない気圧を感じるということは何かしら身体の変調がある可能性があります。

実は高校生の時に脳血管障害を患いました。当時は水泳部に所属しており毎日ハードな練習をこなしていました。ある時から頭痛を感じるようになり、そのうち治るだろうと思っていたら徐々に症状が悪化していきました。
それと同時に異変を感じたのは水泳の練習の時です。プールの壁を蹴って泳ぎ出すのですが、この時少しだけ身体を沈めて頭も水の中に潜ります。すると頭が締め付けられるように痛むのです。深さにして数十センチだけなのに何度繰り返しても頭が水の中に潜ると頭痛がするのです。

当時は何が理由かわかりませんでしたが、後から考えれば水圧が脳内の圧力に影響していたことがわかりました。
つまり身体に弱っている部分があると気圧の変化があると変調が現れるのです。
特に女性は感覚が繊細なのでホルモンバランスや自律神経の乱れがあると気圧の変化の影響を受けやすく、頭痛や身体のダルさを感じやすいのです。
解消法として身体の内側を整えることが大事です。東洋医学では気(生命エネルギー)・血(血液)・水(体液)のめぐりが滞ると体調を崩すといわれています。つまり身体の内側の環境を整えることが外部からの影響に対抗する手段となるわけです。
漢方は外治(鍼灸・整体)と内治(漢方薬)の2つで1つの医療です。

症状と体質に合った方法なら外部環境やストレスに負けない身体作りが出来ます。
東洋医学は自然の叡智です。上手に活用しましょう!
日時:2018年4月20日 AM 10:57
根本治療「肩こり解消法」3種類の見分け方
肩こりを解消するには整体・鍼灸・漢方の3種類があって、
どれを選んだら自分に合っているのか迷ってしまいますよね。
そんな肩こり解消法を迷わずに選ぶ方法があります。今回は根本から解消する方法の選び方を紹介します。
整体
肩こりを解消する整体で重要なのは肩を施術してもらわないことです。あれ、肩が凝っているのに肩を施術してもらわなかったら柔らかくならないのではないか?と思いますが、実は辛いところを刺激すれば刺激するほど身体の防御反応で筋肉が硬くなってしまうのです。肩こり解消するには、肩には最小限の施術だけで背骨や骨盤や股関節など骨格を整えることに重点をおきます。整体を受けた直後は軽いんだけど...という場合は背骨や骨盤が変化なく一次的に肩の筋肉を刺激しただけの場合が多いです。たとえ肩こりだとしても全身をよく調べてもらい全体の調和が整うようにしてもらいましょう。
鍼灸
経穴(ツボ)を的確にとらえて鍼で刺入すると硬くなった部分に当たるとズーンと重い感覚があるかと思います。硬結またはトリガーポイントとも呼ばれ、しっかり鍼が当たると関連痛を引き起こします。しばらくすると副交感神経が優位となり筋肉が弛緩します。鍼灸治療に慣れている人は硬結にあたると「そこ!」とわかると思いますが、初めての人はびっくりされるかも知れません。
肩の筋肉の固くなった部分に直接アプローチできるので劇的に解消されます。
漢方薬
整体と鍼灸が身体の外側から治す外治であるのに対して身体の内側から治すのが漢方薬です。身体の不調や症状のほとんどが生活習慣による影響です。その中でも食生活のバランスが悪いと体内に披露物質や老廃物が蓄積され慢性疲労や肩こりになることがあります。漢方薬は体質に合わせて使えば身体の中から回復力を引き出すことによって自然と筋肉が緩んでいきます。
いかがでしたか?今回は「根本治療肩こり解消法3種類の見分け方」についてご紹介しました。これで肩こりの治療法の選び方も迷わず出来ます。肩こりがひどくなると頭痛や吐き気を起こす人は参考にしてみてください。
日時:2018年3月29日 PM 04:51
良質な睡眠を取るにはどうすればいいのか?
今回は、快適な睡眠について紹介します。
睡眠は身体を回復させる大事な時間です。質の良い睡眠を取り、より良い健康な身体になる3つのポイントをお伝えします。
1、睡眠時間
睡眠には、浅い眠りと深い眠りがあります。交互に周期的なペースで繰り返されます。この周期が1.5時間です。この倍数の睡眠時間ならスッキリ起きることが出来ます。
3時間、4.5時間、6時間、7.5時間といった時間です。
2、寝だめしない
メジャーリーガーのイチロー選手は打席に入る前の動作がいつも同じです。これをルーティンと言いますが、睡眠時間も同じ時間を保つことが大切です。休みの日に寝だめをするとかえって体内時計が狂ってしまい、元に戻すのにエネルギーを要します。
3、就寝時間
睡眠時間よりも寝付きが悪いという人も多いです。寝つきは環境設定を整えることで改善出来ます。
視覚:照明を落として薄暗くする。完全に真っ暗でなくても良いです。
聴覚:無音またはゆったりしたBGMならOKです。アップテンポな曲や深い歌詞は避けた方が良いです。
体性感覚:肌触りのよい寝具に買い替えても良いです。また、アロマオイルなど香りを活用してもOKです。
人生の三分の一は睡眠だとも言われるくらい時間を使っています。身体と心の回復のために睡眠にも意識を向けてみましょう。
当院の施術では、筋緊張を取り除くために鍼灸治療を行い、その後に頭の整体を行うとウトウト眠くなり、なかには熟睡してしまう人もいます。
脳波でアルファー波とかベーター波とか聞いたことあるかもしれませんが、
頭の整体をすると、半分起きてて、半分寝ている状態のシーター波が出ている状態になります。
ものすごくリラックスした状態なので身体の回復力も高まります。
しっかり睡眠が取れていないときはご相談ください。
日時:2017年9月12日 PM 02:30
仕事のストレス
来院される9割が女性で、そのほとんどが仕事をしてらっしゃいます。
ワークライフバランスって言葉も浸透しましたが、仕事で頑張っている女性って大なり小なりのストレスを抱えています。これが小さいストレスでも徐々に積み上がっていき、いつの間にか大きな塊のようになり押しつぶされる寸前まで追い込まれてしまうケースもあります。
先日、長年続けていた仕事を退職しようか悩まれた女性が来院されました。前回の時点で首から肩にかけてのシビレを感じていました。そういう時は決まってストレスがあるそうです。しかし、その時はストレスがあるとは言われませんでした。今回は施術に入る前から「ストレスで!」と言われます。確認すると前回の時点でも薄々ストレスがあったことを自覚していたそうです。
この女性の場合、仕事のことは過程で話さないそうです。というよりも話してはいけないものという考えがあるそうです。ビジネスをしている家族とはビジネスの場で話すのはいいのだけれど、家庭内にビジネスの話をすることに気がひけるそうです。
施術に入る前に身体の状態を確認すると身体が硬直しています。
今までにない状態だったので傾聴に徹しました。
施術を終え、次によもぎ蒸しを受けている最中もずっと話を聴いていました。
よもぎ蒸しを終えて待合室にきた彼女は「スッキリした」と一言。
鍼灸治療からよもぎ蒸しまで、ずっと話したことで今まで良かった時のパターンを思い出したようです。話している時に「そういえば最近〇〇をしていない。。。」と言葉が出てきたところから、何かに気づいたようです。
人の悩みは、健康・お金・人間関係の3つだと言われています。
人の作り出した問題は人が解決するしかありません。
自分で解決できればいいのですが、解決や解消法がわからないとストレスとして蓄積されます。
もし、ストレスが身体の症状として現れる場合は東洋医学が最適だと考えます。
心と身体は切り離せない1つだからです。
心を整えれば身体も整い、身体を整えれば心も整います。
まるでシーソーのような関係です。
私たちはカウンセリングを特に重視しているので「こんなことまで聞いてもいいのかな?」ということまでなんでも気軽にお話しください。
きっと悩まれているあなたの応援ができると信じています。
日時:2017年9月 2日 PM 03:55
家族のためにも身体を整えます!!
町田市在住 Mさん 39才女性 主婦
Mさんは1才半の息子さんのお母さんです。
出産後、風邪をひきやすくなったというMさん。
子どもから風邪をもらうことも多いそうだが、
以前に比べると自分自身のケアをする時間が取れていないとのこと。
元々、当院には未妊治療で来院されていて、
その頃からご自身での身体のケアをされていたMさん。
なので鍼灸治療や整体治療を行うと、
ご自身の身体としっかり向き合い、
自分で自分の身体を整えようとする力が発揮されやすく、
効果が出やすいです。
「あー、その辺動かしたかったんです。」
「効いてるって感じがします。」
などと、治療中からそんな声を発していたMさん。
治療後には
「治療後は本当、身体が楽になるんですよね。
でも段々時間が経つと、右肩が動かしにくくなって、
そこから首にきて、腰にくるってパターンとしてわかっているんですよね。
もちろん、自分で身体動かしたり、姿勢気をつけたりは意識しているんですけど、
子どもといると、つい自分のこと後回しにしちゃって。
でもって保育園に預けたりしている時は、今がチャンスとばかりに
あれこれ普段出来ない用事片付けようとしちゃって、逆に忙しいくらい。
でも、自分が倒れたら、家族みんなが大変なこともよくわかるから、
やっぱり時間創って身体整えるのは大事ですね。」
と、話してくれました。
誰でも忙しくなると、自分のことを後回しにしてしまうことってあると思います。
でも、「もし今自分が倒れたら?」と、ふと立ち止まって思えたら、
Mさんのように自分自身でケアが出来るようになるかもしれませんね。
鍼灸治療や整体治療はあくまでお身体を整える手助けの一つです。
本来ならご自身が持つ自然治癒力が上手く発揮できていないだけ。
そんな状態をちょっと後押しして、本来の状態に戻れるようするのです。
痛みや不調は身体からのサインです。
このサインをキャッチして、良い状態に戻せれば、
きっとまた快適な毎日に戻れます!!
もし、何かお身体でお困りの方がいらっしゃったら、
ぜひ一度ご相談ください。
※免責事項
お客様個人の感想であり、効果・効能を保証するものではありません。
日時:2017年6月15日 PM 04:41